「もし、将来猫を飼うなら保護猫を飼いたい!」
そんな方に向けて保護猫との生活を見据えた時に
どんなコミュニケーションを取れば猫達との仲を深められるのか
保護猫とのコミュニケーションの取り方や考え方を解説していきます
猫との生活がより楽しくなる情報になれば嬉しいです
保護猫とのコミュニケーションは時間をかける事
猫とのコミュニケーションを取る上で最も大切なのは猫のペースに合わせることです
特に成猫の保護猫は子猫よりも警戒心が強く、新しい環境になれるのも時間がかかる事が多いです
保護して1ヶ月目の期間で大切なのは「お世話をするだけ」マインドを持つことです
無理に距離をつめようとすると、猫は警戒しストレスを感じます
最初はやさしく声をかけるだけなど、必要最低限にとどめておき
猫が自ら寄ってくるのを待ちましょう
仲良くなるには猫ファースト
猫は気まぐれとよく言われますよね
すり寄ってきて甘えてきたかと思えば、途端にそっけない態度に変わることも珍しくありません
適度なスキンシップは仲を深め、ストレス緩和につながりますが
しつこくするとかえってストレスを与えてしまいます
気まぐれな猫と暮らすには遊んでほしいと思っているときに遊んであげて
放っておいてほしいと思っているときに放っておいてあげることが大切です
匂いを覚えてもらう事で仲を深める
猫の嗅覚は聴覚の次にすぐれた感覚で、人間の数十倍から数万倍あると言われています
子猫のときから既に嗅覚が発達していて、目が開いてなくても母猫の居場所やおっぱいの場所を
においで見つけることができる程です
猫同士が鼻をくっつけあうノーズタッチも猫のあいさつのようなものです
おやつをあげるときに手に乗せてあげたり、普段着ている自分の服をそばに置いたりして
少しずつ自分のにおいを覚えてもらうことで猫と仲を深めることができます
香水などにおいの強いものはNGです
遊んでサインを汲み取り、猫グッズを使って遊ぶ
本来猫は単独行動型の狩猟動物なので、猫グッズで狩猟本能を満たしてあげることで
ストレスや運動不足の解消につながります
猫の集中力は長くは続かないので、1回の遊びは5〜10分程度、1日に2〜3回遊んであげられればベストです
また猫と遊ぶときはタイミングも大切です
遊んでほしいときは、飼い主をじっと見つめたり、そばにきて足元をすりすりしたりした時
猫を遊んでほしいサインをキャッチしたらぜひ遊んであげてください
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皮の匂いとリアルなフサフサも猫の興味を惹きつけて食いつき◎
猫じゃらしの中でも特に耐久性に優れている為、猫がかじりついても誤飲の心配がなく安心できる商品です
ブラッシングでスキンシップを図る
猫は毛づくろいをしますが、自分では届かない場所を代わりにブラッシングをし毛づくろいのサポートをしましょう
特に春や秋などの換毛期は大量の毛が抜けるのでこまめなブラッシングが必要不可欠です
短毛種は週1回以上で換毛期は週2〜3回
長毛種は毛玉ができやすいので毎日ブラッシングをできるのが好ましいです
また、ブラッシングの効果は実はたくさんあります
・健康増進:皮膚に適度な刺激を与え、換毛を促進し毛づやが良くなる
・毛球症の予防:毛づくろいで飲みこむ毛を減らすことができる
・病気の早期発見:定期的に体に触れることで、しこりや腫瘍などを早めに発見できる
・抜け毛対策:猫の抜け毛で部屋が汚れるのを防げる
・スキンシップ:飼い主と猫との信頼関係を築ける
ブラッシングをする事で猫の健康をサポートしながら、信頼関係を築けることができます
猫のしつけ方法と成功ポイント
猫と一緒に生活をしていれば、いうことをきかなくて困った行動に悩むそんなことも出てくると思います
しつけをする際にこれだけはダメ!という行為が3つあります
1、大声でしかる
2、しつけの一環としてたたく
3、ゲージなどに入れる
大声でしかられたり、たたかれたりしても猫にとっては何が悪かったのかを判断できずに
ただ飼い主を怖がるようになるだけになってしまいます
また、何が悪いのか分からない状態でゲージに入れられた場合
ゲージやキャリーケースに悪いイメージがつき、嫌いになるだけです
では、猫にやめて欲しい行動がある時はどのようにすればいいでしょうか?
おすすめの対処法はこちらです!
1、やめて欲しい行動ができない環境+猫の本能を満たせる環境にする
・爪とぎをされたくない壁にはカバーをつけたり、猫の本能を満たしてあげるために爪とぎ用のダンボールを用意する
・登らせたくない場所には柵を設置したり、高さのあるキャットタワーを用意する
・ゴミ箱にはイタズラ防止のためにフタをつける
2、やめて欲しい行動をしたら嫌なことが起こるようにしてやめさせる
・家具などに噛みついたり、爪とぎをされたくない場所にしようとした時に市販のイタズラ防止スプレーを活用する
猫は柑橘系やミント、苦味のある匂いが苦手なのでそれらの含まれているスプレーがおすすめです
また、イタズラをしている時=嫌な事が起こると猫が理解できるよう
必ず猫がやめて欲しい行動をしている最中にスプレーを活用しましょう
3、いい子にしているときにご褒美をあげる
・猫は声かけだけでは理解できないので、猫によっての嬉しいことでほめることが大切です
例えば、なでられるのが好きな猫、食べるのが好きな猫、遊ぶのが好きな猫などです
ご褒美用のおやつやおもちゃを用意しておき、用意した爪とぎで爪を研いだ時など
いい行動をしている時にたくさん猫が好きなことをしてあげましょう
しつけの成功ポイントとしては家族みんなで統一してしつけをすること
「お母さんはしつけとして叱るのにお父さんは甘やかすだけ」だったり
「壁に爪とぎをしていても、嫌なことが起こったり起こらなかったりする」など
人によってしつけ方法が違ったりすると愛猫が混乱するだけになります
まとめ
猫と人間がお互いに気持ちよく生活する為のコミュニケーションをご紹介しました
特に保護猫の場合はお迎えをしてから最初の半年までの関わりやしつけが
スムーズな環境の適応に重要になっていきます
正しい関わりやしつけをマスターして、幸せな猫との生活が訪れますように
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